疲れの原因って何?

疲れの種類ってどんなものがあるの?

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毎日生活していると、いろいろな場面で「疲れた」と言葉を発することは少なくないかと思います。いったい、どんな場面で「疲れた」と発することがありますか?

疲れにはどんな種類があるのでしょうか?例えば、職場や友人との人間関係、仕事上のストレスによる精神的な疲れがあります。また、運動しすぎた場合や、歩き過ぎ、立ちっぱなし、長い時間階段を上った時などに自覚する身体的な疲れもあります。

また、筋肉に動けと指令する神経にも疲れというものがあります。特に長い時間運動し続けた場合は筋肉自体の疲れを自覚しますが、その運動がきついものであった場合には神経が疲れている場合もあります。

疲れには、いろいろな種類があるのです。

筋肉の疲れの原因は何ですか?

筋肉は多くの酸素と炭水化物などの糖質を消費することで、収縮しています。人が運動するとき、筋肉は必ず収縮していますが、その運動が有酸素運動であるならば、さほど疲れを自覚することはないかと思います。

しかし、その運動が息を止めて行うものであったり、極端にきついものであったりすると、無酸素運動になります。無酸素運動が行われているときの筋肉の中では、糖質を消費したときに乳酸が産生されます。

これが十分に筋肉から洗い流されずに残っている状態が、筋肉が疲労している状態であると言われています。

筋肉の疲れの原因は、乳酸の蓄積であるといえます。しばらく運動を休止するとこの原因が取り除かれるため、再び運動が継続できるようになるのです。

運動のきつさを表す値「METs」

運動のきつさを表す値に、「METs」というものがあります。正式には、「Metabolic Equivalent」といいます。運動中に体の中でどれくらいの酸素が消費されたかを、椅子などに座っている状態を1として、運動がその何倍にあたるかを表示したものです。

例えば、寝ている状態は、座っている状態よりも筋肉を使っていないので0.8METs、歩く動きは、そのスピードによって異なりますが、ゆっくり歩いている場合は1.5~2METsなどと表記します。

スポーツなどでより多くの筋肉を使う運動では、それだけ酸素を多く消費するので、METsの値は大きくなっていきます。階段の上りは5~6METs程度、意外なところでは床の雑巾がけは6METs程度もあるんですよ。


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疲れの原因は実は神経にもあった

運動するとき、必ず筋肉が働きます。筋肉が働くときには、酸素や血液が必要であることはもちろんなのですが、筋肉が働くとき、必ず脳や神経系からの指令が出されています。

また、筋肉がより強い力を発揮するときには、それに見合うだけの筋肉の細胞が筋肉の収縮に関与しています。つまり、より強い筋力を発揮するときには、その収縮に参加している筋肉の細胞の数が多いのです。

筋肉が働くとき、筋肉についている神経からアセチルコリンという物質が分泌されるのですが、強い強度の運動を長時間続けるとこのアセチルコリンの分泌が鈍ります。これが神経系の疲れの原因です。

運動すると疲れを自覚しますが、それは血液の不足や乳酸の蓄積だけではなく、神経の疲れも関与しているのですね。

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